三河屋さんと聞いて、ん❓サザエさんのって思われた方は正解です。
あの三河屋酒店のサブちゃんです、何かを配達した際に、サザエさんに何か足らないも
のが無いかの御用聞きをし注文を頂いて帰るという古き良き時代の営業スタイルです。
電気工事の仕事をする前は、30歳迄、今の私のような電気工事店に材料を卸す営業職を
していました、その頃は、三河屋さんの様に夕方頃のお客様が帰ってくる頃にお店やご自宅
に訪問して今日使った材料の不足分を聞いたり、棚に材料が並べられていて、その棚を管理
し棚から無くなった物を補充させて頂き、顔を出してる事により顔馴染みになり、親しみを
持って頂き、徐々に大きな仕事を頂けるようになるという流れでした。
昨今は働き方改革により基本8時間労働、残業は月45時間迄を順守するよう政府からの方
針もあり、三河屋さんの様に一軒一軒全顧客を廻っていたら時間が足りなくなります。
昨日、とある材料屋さんに来て頂いて、パソコンで受発注、請求書発行、メーカー在庫の
確認を事務所のパソコンで出来るようになったという事で説明を受けました。
まぁ、便利なシステムです、まるでアマゾンさんのようなシステムで材料の発注ができ
ます。
確かに合理的で便利で時短にもなりIT化は素晴らしいと思います、が反面、人間同士が
膝を突き合わせ会話し顔馴染みになり、親しみを持って頂く部分が削除され、愛想の良いサ
ブちゃんはもういらないの?と思う所もあります。
私は電気工事店であり、サービス業です。
お客様の喜ぶ姿を見て、自分も嬉しく思うという対人間同士のやりとりが好きな為、IT
化は便利な世の中の為に必要な物だと思いますが、IT化と親和性をもってお付き合いして
いく事が大事じゃないかなと感じました。
この2.3日の大雨でテレビアンテナやエアコンやインターホンと外にある設備が不具合を
起こしているらしく、電話がよくなります。
でも、こうして困られているお客様に修理の後「ありがとう」と言われると心が報われた気
持ちになり仕事への活力につながります。